母系社会のモソ人の桃源郷

瀘沽湖
ろここ

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麗江から北へ約280km行ったところにある湖。湖面の面積は約51.8平方キロメートル平均水深40.3m、透明度12m。標高2680m、最深部が93.5mと中国で2番目に深い湖。3つの半島と5つの島をもち、湖は原始林に囲まれている。碧く澄んだ湖面に山や木々が映る景色は、美しく神秘的な印象を受ける。瀘沽湖の周辺村にはモソ人(摩梭人)というナシ族系の少数民族が住んでいる。人口は約1万人。モソ人は母系社会を保持しており、一家の主は年長の女性で、財産は母から娘へと受け継がれる。結婚形態はいわゆるかよい婚で、男女とも13歳になると成人式を行い、20歳ぐらい男女の交流が始まる。これを「アシャ(阿夏)」という。男性は結婚しても妻の家に移ることはなく、昼間は実家に住み、夜に付き合ってる女性のもとへ行き、翌朝また実家に戻る。阿夏との関係が長いと短いもあり、数十年のもあり何日間もあります、これは"感情"によって決まり感情が続かない場合一方的に阿夏との関係を解除すればよいと。いま世界人類社会形態と母系社会婚姻、習慣など研究の活化石といわれ、研究者も調査に訪れる。

★歌垣とモソ人の成人式
歌垣が最も華やかに見られるのは、中国の旧正月に行われるモソ人の成人式である「成丁礼」という儀式の時だ。この日、数えで13歳になった少女少年たちが成人式を済ませ、大人の仲間入りを果 たする。(実際には17、8歳からアチュ婚を始めます。) この日、女の子はそれまでのお下げ髪に毛糸を編み込み、頭にグルリと巻き、花を飾る。古い服を脱ぎ、赤い上着と白いギャザースカートを履き、カラフルな腰巻きを締めると、すっかり一人前の顔をしている。男の子も新しいズボンと短い上着に履き替える。カマドの神に挨拶をし、豚肉の塊と食料袋を踏む。将来食べ物と着るものに困らないという意味があるそうだ。成丁礼が終わると人々は聖山獅子山にお弁当持参でピクニック。線香の煙がモウモウと立ち上り、若い男女は歌や踊りで互いの気持ちを伝えあう歌垣に参加するのだ。

瀘沽湖−麗江旅行

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