チンポー族(景頗族)

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jingpo zu jingpo ethnic minority group
人口は11.9万人。雲南省では11.8万あまりである。主に雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州のシ路西、瑞麗、隴江、盈江、梁河などの県の山間部に集中的に居住し、付近の州・県の山間地帯は少数のチンポー族の人たちが分散して居住している。 チンポー語を使用し、この言語は漢・チベット語系、チベット・ミャンマー語派、チンポー語分支に属している。使用されているチンポー文字はローマ字を基礎とする表音文字である。チンポー族の人たちは以前からほとんどが万物に魂があるとする原始多神教を信奉してきたが、少数の人はキリスト教を信奉している。 チンポー族の人びとは雲南徳宏地区の原住民族ではない。古代チンポー族の人びとは西康・チベット高原の南部で生活していた。その後、横断山脈に沿って瀾滄江、金沙江一帯に移住し、明代の末期、清代の初期に徳宏地区に移住し、トーアン族、アチャン族、漢族などの民族とともに山間地帯で暮らしていた。チンポー族は主に農業に従事し、穀物は水稲、陸稲を主とし、その次はトウモロコシである。チンポー族は気風が純朴かつ率直で、勇敢な民族である。幼い頃から大人と一緒に山に入って猟をし、背のうを背負い、長刀を腰にぶらさげ、銅製の銃砲を肩にかつぎ、堂々としていた。チンポー族の女性は編み物に長じ、数百種のカラーの図案模様を織ることができ、その中の大多数は動植物の模様で、非常に美しい。

チンポー族のお祭りの活動は 主に 「目脳縦歌」(メノウジュウカ)である。それは一種の大縦性の舞踏であり、四日に踊りをする。

【音楽鑑賞】
康定情歌 (葫芦糸)
景頗情歌 (民謡)
木脳縱歌 (チンポー笛)
楽しい景頗山 (チンポー笛)
 
チンポー族(景頗族)−雲南少数民族