リス族(傈僳族)

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lisu zu lisu ethnic minority group
人口は57.49万人。雲南省には55.7万人あまりがいる。その中、半分近くのひとは雲南省西部の怒江リス族自治州に集まり住んでいる。ほかのは麗江、保山地区と迪慶、コ宏、楚雄、大理などの自治州に分布している。リスの言葉を使用し、この言語は漢・チベット語系、チベット・ミャンマー語派、イ語分支に属する。 前後して3種の文字を使ったことがある。それは欧米の宣教師の作った表音文字、維西県のリスの人が作った音節文字、新中国成立後に作ったローマ字のような新しい文字である。これは今ではリス族の間で普及されている。 リス族は以前から原始宗教を信奉し、20世紀の初めに、欧米の宣教師が入ってきてからは、少数の人たちがキリストあるいはカトリックを信奉するようになった。20世紀50年代になってもまだ氏族社会の残存が顕著な形で残されていた。

お祭りを祝う時、あるいは嫁を迎えるなどのめでたい日に、リス族の女の人はあざやかな服装を着、行ったり来たりしてとてもうつくしい。騰沖のリス族の女の子がお嫁に行く時、ほかの嫁入り道具はあってもなくてもかまわないが、一定の数量のスカートと飾りものはなくてはならないのである。彼女たちの頭きんはいろいろな布地で作られ、貝殻や銀の飾りものなどではめこまれる。イヤリング、首輪もつけたら、歌いながら踊る時、すずのようなここちよい音がする。若い女性は首にいろいろな色とデザインのネックリスをつける。ガラス、水晶、プラスチック、ビーズのもあれば、真珠、貝殻、瑪瑙のもある。少ない場合はニ、三さし、多い場合は何十さし、重さは数斤に達する。また、足は細く割った藤で作った、太さが平均している、黒く明るい漆のたがと各色の布地で縫い合わせたサックで飾られる。花嫁のワンビースは赤、黄、藍、緑、白の五つの色の布地で綴り合わせられるのである。
リス族−雲南少数民族