●銅殿とツツジ園で名高い

金殿
きんでん

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昆明市北郊外の鳴鳳山に位置し、130kuのひろがる面積がある。もともとは50kuあまりのエリアを指したが、近年、植物園などを合わせて全体が大自然風景区となり、国家級森林公園に指定された。すべてを見てまわろうとすると一日ではとても足りないくらい広い。
 金殿−昆明旅行
 金殿とは銅製の宮殿のことで、正確には「銅殿」という。最初的に新銅殿はぴかぴか光ったので金殿の名を付けられた。昆明では金殿といえば、鳴鳳山中の道観群全体のことを意味する。金殿は、明の万暦年間に、道教を篤く信仰していた雲南軍門巡撫、陳用兵がここに、太和宮、という道観を建立したのが始まり。明の三十年には、太和宮の脇に湖北省にある武当山銅殿を参考して銅殿が建立された。別称は“銅瓦寺”。その後、この銅殿は兵川県の鶏足山に移され、文化大革命の時代に破壊されました。現存する銅殿は、清の康煕十年(1671年)に平西王、呉三桂が建立したもので、高さ6.7m、幅7.8mの純銅製。総重量は250tで、全国にはある銅殿の中でも精緻なことで知られる。現存する貴重な文物は、1995年に出来た(中国金殿博覧苑)に収蔵 されてしる。

山頂付近は、松やシダレイトスギの森で、「一半青山一半雲霞(半分は木々の緑で、半分は雲霞)」の状態になっていて、昆明市内や填池を遠望出来る。山頂には鐘楼が建てっていて、その中には明の永楽年間に製作された雲南最大、全国に2番目大きい銅鐘がさがっている。明清時代には風光明媚な場所としてはすでに世に知られていて、多くの文人がここで詩詞を詠んだ。

また、自然植物園が山の山頂付近から東面、南面に向かって広がっている。竹類園、水景園、鑑賞温室区など9つのエリアに分かれていて、なかでも「椿園(山茶园)」は300種1万鉢以上の椿があり、中国最大の椿専門植物園として有名です。
 


金殿−昆明旅行

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