●タバコの葉の産地として有名

通海
つうかい

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通海は、昆明からは143キロ、玉渓からは50キロの距離にある。県の総面積は72ku、人口は約25万。漢族がおおいが、イ族、回族、モンゴル族などの少数民族も住んでいる。通海はタバコの葉の産地として有名。気候が温暖であること、肥沃な土地であること、杞麓湖という豊かな水源があることなどで上質が育つ。ここで作られた葉は玉渓に運ばれて、有名ブランドのタバコとなる。 

秀山
通海の聖なる山街の南にある小さな小山が秀山。 

山は森林で覆われており、そのなかに仏教寺院や道観あ点在する。唐代から聖なる山として通海の人の信仰対象になってきた。天候がよければ、山頂の白龍寺から杞麓湖が見渡せる。

河西回族村

回族とモンゴル族の村がある通海県の西部・河西地区には回族が暮らしている。 

回族村は県内に4ヵ所あり、河西地区に大回村、小回村、下回村の3村、四街地区に納古村の1村がある。河西(西城ともいう)の街は県城の西15キロのところにあり、そのすぐ北側にあるのが下回村。河西から玉渓に向かう幹線道路を2キロほど行くと小回村があり、その先に大回村がある。回族の男性は白い帽子を被り髭をのばしているので、すぐそれとわかる。回族は敬けんなイスラム教徒。したがって、どの村にもモスクがあり、1日5回の礼拝をかかさmない。このあたりには羊が少ないので、おもに牛肉を食べている。もちろん、ブタは食べないし、酒もたばこも飲まない。 

また、下回村から北へ行ったところに興蒙というモンゴル族の村がある。彼らは元の世祖・フビライが雲南に大遠征した際にこの地に残ったモンゴル兵の末。通海に来てから600年以上たち、周囲の民族の影響を強く受けているため、ここに暮らすモンゴル人はモンゴル高原のモンゴル人とはかなり違った生活習慣をもっていて、一見しただけだとイ族に見えてしまうほどだ。遊牧生活を捨てた彼らは、農耕と漁労で生活を立てておりモンゴル語も話せない。興蒙は土塀が続くのんびりとしたふんいきの村。廟に祭られているチンギス・ハーン、オゴタイ・ハーン、フビライ・ハーンの塑像が、ここがモンゴル族の村であることをようやく気付かせてくれるだろう。
通海秀山−玉渓旅行
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